― ワンウェルフェアは「人と動物の幸せはつながっている」の意味 ―

多頭飼育崩壊をはじめとした人と動物の問題や課題について、動物愛護職と福祉職が集まって考える会として始動。

”一般社団法人ワンウェルフェア”は、2021年2月22日に立ち上がりました。

理念

この法人は、人と動物の幸せを実現するために、両者が関わる問題から課題を調査・研究し、未然予防や再発防止の取り組みをすることを目的としています 。

– 価値観
人と動物の尊厳の保持

  • 互いの背景に思いを寄せる
  • 自己責任論で片付けない
  • お互いの自由を認めること
  • 社会的弱者を支えること

きっかけは動物愛護相談センターとの出会い

~「多頭飼育崩壊は動物問題というよりも人間の問題」の衝撃~

2016年8月代表が社会福祉士会理事在任中、動物愛護相談センターからの「動物の問題は人の問題もある」との情報提供により情報交換がスタート。
2016年9月社会福祉士と動物愛護相談センターとの情報交換を実施 殺処分の現状、飼い主の病気、高齢や障害による機能低下や孤立などで多頭飼育崩壊が増加との認識を得る。生活保護者、ホームレス、引きこもりにも多頭飼育崩壊があるという衝撃。
2016年10月社会福祉士会地区全体会議に動物愛護相談センターを講師に招いて人と動物の問題についての学習会を実施。

「多頭飼育崩壊は人間の問題」

– 重要なこと
「福祉職が認識し対応。早期発見」→普及啓発、相談・訪問活動、情報共有 「未然防止や再発予防」→調査・研究、相談・訪問活動、普及啓発

動物愛護相談センターのつなぎからワンウェルフェア発足へ

  • 動物問題の実態を知るため、動物愛護ボランティアや保健所の動物担当者との意見交換に発展
  • 地域包括支援センター職員などの人の福祉関係者と動物愛護関係者などが「せっかくなのでみんなで集まる機会を持とう」ということになった
  • 任意団体として2019年3月に初めての顔合わせを実施
  • 12名の参加からワンウェルフェアの会がスタート