新宿区・補助金等検討委員会の提言書について…

● サインオンレター/署名用紙 ●

2004.12.up


生物多様性と環境を考える大きなヒントを含む、身近な野良猫問題。
全国の各地で、猫を殺さずに、人との共生に人々が心配りする、「地域ねこプラン」が苦心の末、試みられています。

東京都、「動物愛護推進総合基本計画・ハルスプラン」に、飼い主のいない猫との共生支援事業。(平成16年より)
東京都目黒区、「猫の適性飼育ガイドライン・ホームレス猫(地域猫)編」を策定。(平成16年10月)
新宿区、「人と猫との調和のとれたまちづくり・地域ねこ対策」ガイドブック(パンフ)を作成。(平成16年11月)
都内に限らず、全国の市区町村でも、同様の措置を試みながら、さまざまなスタイルで市民活動の支援を始めました。

ところが、ここで大きな障害が立ちはだかりました。昨今の三位一体、財政圧縮計画です。
従来の財政支出を、きめ細かに絞り込み削ろうとするアイデアです。
学識経験者・有識者といわれる皆さまが、
地域行政の求めに応じて任命され、それなりに審査し、提言や答申をします。
場合によっては、ほんの数人の方々の意見で、財政の支出計画も決定され、
極めて専門的な分野への、経験や知識を有しない審査委員も加わり兼ねません。
全国各地で同様の事態も起こります。
事前に決定した自治体の措置を、他の自治体も追従する恐れが少なく有りません。

東京新宿区の任命した審査委員会で、野良猫の不妊・去勢手術費の助成を、問題のある制度と結論しました。

●新宿区では「人と猫との調和のとれたまちづくり」事業を続け、区独自の支援体制を終らせていません。


●審査会委員などが地方自治に任命され、区政にもその意見を重視されるときは、委員に大きな責任を伴います。

●人と動物との適切な関係づくりや、生物多様性と環境の問題、また命ある動物と人のために働き人の役に立つ動物などとの違いなどなどに、それほど造詣が深いとも思われないままで任命された「補助金等検討委員」の、かたくなな意見の表明に疑義が提起されました。

●新宿区に限らず、他の地方自治や、一部のマスコミ報道などにも、奥深い問題が潜んでいます。

2005.03.更新

新宿区ホームページ

新宿区企画課のホームページ

新宿区補助金等審査委員会


新宿区補助金等審査委員会会議概要

猫の手術補助関連頁(.pdf32k)】


第3回議事録(.pdf)全項目】


マスコミの論説では、…
 
不妊・去勢手術補助は行政モラルの喪失

致死処分に税金が使われ続けています。

【新宿区ホームページから抜粋】新宿区では、平成15年度に設置された「補助金等検討委員会」の提言書(「提言書−協働の時代における補助金のあり方」を受けて、現在区単独補助金制度を中心に見直しを行っております。
 この補助金制度の見直し状況等を審議し、意見をいただくため、学識経験者、公募による区民の方7名からなる「新宿区補助金等審査委員会」を設置いたしました。
 委員会における審議概要等について公開いたします。
 会議概要については、区役所1階区政情報センターでも供覧しています。


審査会議の概要(平成16年7月)【猫の手術補助関連頁/.pdf32k】
人と猫との調和のとれたまちづくり

※この審査会議で、野良猫問題は、猫の飼い主責任に限るものと断定され、野良猫の手術費助成制度を、「気持ちはわかるけど、問題のある制度だと思います。」としました。


新宿区長宛の署名欄4名分付き、サインオン・サンプルレター(意見書.pdf5k/A4一枚)

新宿区長宛のサインオン・サンプルレター(署名と意見欄付見本 .pdf8k/A4判2頁)
 プリントして、ご利用ください。ご意見と、ご賛同の署名録もあります。
 ※いずれも郵送は下記の宛先まで直接お届けください。
 ※郵送の封書に差出人住所氏名をお忘れなく。

●サインオンサンプルレター:テキストページ
 (※注釈を、こちらのページに付記しました。)

〒160-8484
東京都新宿区歌舞伎町1-4-1
新宿区長 中山弘子殿
電話 03-3209-1111(代)
fax. 03-5272-5500
区民から、区へのご意見(E-MAIL



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