どーぶつネットアニマルウエルフェア連絡会ねこだすけ

"にゃんこ"やどうぶつで、怒る、笑う、喜ぶ、・・・ スタッフの[地域ねこナビゲーター・地域ねこインスペクター・地域ねこヘルパー] き・ま・ま 日記 [2001〜2002年]のページ
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きままに首都圏地域ねこ&全国動物情報 ※文字のクリックで詳細情報へ

02.10.スタッフ一同、ほんとに、ほんとに、忙しい毎日です。きまま日記の更新もなかなかできないでいますが、ねこの保護や介護、地域ねこ計画推進へのお手伝い。そのほかいろいろ山積みのデスクワークも盛り沢山。そんな中で大きな国際シンポは終わりましたが、身近な地域ねこ計画ご相談会なども目白押しに続きます。
市川/地域ねこ計画説明会(終了)・世田谷/産業フェア(地域ねこ計画パネル展&相談会)10.19~20・新宿/ふれあいフェスタ(地域ねこ計画パネル展&相談会)10.20.・狛江/健康フェア(地域ねこ計画パネル展&相談会)10.24.・国立/地域ねこ計画説明会 10.27・世田谷/ぼろいち(にゃんにゃんボランティアバザー)11.3~4・新宿/飼い主のいない猫との共生モデルプランパネル展&セミナー 11.15~17 などなどです。どうぞお立ち寄りください。
 また、地域ねこモデル地域には新たに2箇所認定されました。ほかの地域にも拡大中。現場の他、デスクでのお手伝いさんや〜〜い。ぜひぜひ一度おんぼろ事務所にお立ち寄りください。

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02.7.15.===●動物愛護先進国と報道されるイギリスでも、野良ねこの保護事情は同じでした。日本在住のえさやりさん(会話はご夫妻とも母国語)のお手伝いで、10頭以上の手術開始。
02.6.11.===●地域ねこ計画の中でも、影に隠れてしまいそうな「飼い猫の適正な終生飼養」をカタチにする為や「これ以上、地域ねこ計画の対象ねこを増やさないための「遺棄違反対策」に向けて、地域行政や警察、消防などとも綿密なクロスレポーティング(情報交換)作りをすすめたボランティアさんが首都圏の某市にいます。公共的な公園には警察署や行政名入りで「捨てねこ違反は犯罪」などの看板もたてられました。
・・・・・ところが、地域への「遺棄違反」普及が思わぬ発展で、捨て猫違反の目撃通報がありました。しかし、遺棄違反検挙の慣習が多くの住民に周知されていないこともあり、「目撃者の黙秘権」が浮上しました。近隣から罪人を出したく無いとの配慮からのようです。このため、警察は目撃伝聞情報から犯人の特定を捜査する方向で進んでいます。ボランティアも聞き込みや、チラシの掲示や配布をすすめています。●ねこの殺傷疑義の通報が多数よせられています。大学研究室や科学捜査研究機関などでも殺傷疑義の特定に向けて検証しますが、確定した物証が得られません。除草剤や殺鼠剤といわれる科学物質などによる疑義が高いのですが、あらかじめ「ねこ駆除」を目的に散布したとする証言は未だ得られていません。悪意をもって、あるいは法律を知らずにねこ駆除の薬剤等の散布を継続する際には、ねこを殺さない対処方法を進められますので、薬剤散布該当地域の公的な機関などや警察とも連係して、事実の解明と再発の抑止が図られています。●調布市主催の環境フェアに「地域ねこ計画」がブース参加しました。●地域に密着した「地域ねこ計画」がすすんでいます。



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02.3.9.===●数十年もの長い時間をかけて「地域ねこ計画」が完成された都内の某町内では、以前の猫迷惑派住民からの要請により「地域ねこ」の貸し借りや「えさやり場所の提供」などが検討されています。ねことネズミの関係は「家ねこの起源」の歴史に忠実に、現代でも続いていますが、ねこの本能や習性や生理を考えると、安易な方法には十分な配慮も必要です。●野良猫問題を「愛護動物との共生」のテーマのもとに、具体的に取り組んでいる東京都や新宿区には、動物愛護行政の推進に悩む、全国の行政マンなどやボランティアさんが視察に訪れ始めました。●狛江調布にゃんにゃんセミナーが開催されました。●犬やねこの具体的な飼い方などを盛り込んだ法規のアイデアに対する「国民からの意見」が募集されてます。室内で飼えない場合のねこの不妊去勢や、ねこの室内飼育のすすめが法規に盛り込まれることを拡大的に感じてしまい、イコール「野良猫の捕獲処分が法律上の根拠にされる」ことを恐れてしまうケースがでています。法律上ではできないにも係わらず野良猫の捕獲処分を措置としている自治体などがあるためです。野良猫を捕獲して殺処分のできる法律上の根拠はありません。●首都圏近郊の公設公園の「猫に餌やり禁止」の方針が、「捨てねこ違反は110番」「ねこは愛護動物」などの内容の看板に変わります。また、地元警察が捨てねこ違反の「該当ねこ(証拠物件)」を生存させながら事件の解決を図るための「処遇方法」の検討を始めました。●地域ねこ計画を始める「草の根市民ボランティア」さんとのお打ち合わせが頻繁です。

↓↓↓ 引き続き、改善に向けた活動が続いています。
●何故沖縄県だけが「野良猫」を捕獲して殺処分にできるのかという疑問に対して調査が進められ、改善を求める活動が続いています。●多頭飼養の飼い主に対する、飼養環境の改善と、適正な飼養方法に改善する活動が、地域行政とも係わりをもちながら進められています。●沖縄県と同様に、愛護動物の適正な飼養や管理などに関する普及や啓発がされていなかったため、ねこの捕獲が続けられていた地方自治体に対して、愛護動物施策の改善が求められている最中、市街地でトラバサミにかかったねこの傷害事件に警察が介入しました。愛護動物の殺傷犯罪には、飼い主などが犯す衰弱させるなどの虐待犯罪と異なり、懲役もあります。


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02.1.31.===●動物の法律を考える頁が新しくなり、動物関係のニュースが速報されています。●全国の地域行政のうちから「飼い主のいない猫(地域ねこ)対策」に注目し、視察を計画するケースが増えました。本日は新宿区民ホールで視察を兼ねたミーティングが、ボランティアも参加して行われました。●3月上旬に、狛江調布管内で「にゃんにゃんセミナー」が開催されます。●そのほかにも、動物愛護を考えるパネル展やセミナーなどが行われます。

12.30.===●2001年、人と動物とのすてきな絆を目指して、動物たちにやさしいご活躍をありがとうございました。おかげさまで1st.新宿にゃんにゃんセミナーを無事開催することができました。●人と動物がすてきに共生するためや、命ある動物たちの擁護をはかるために、さまざまなできごとが多くあった1年でした。●2002年も、動物たちにやさしい時代にできますように、どうぞよろしくお願いいたします。

◆沖縄県では愛護動物とされる「野良ねこ」を駆除対象の「ノネコ」と定義してしまう風潮が続いているため、改善活動が計画されています。◆多数の犬の愛護及び管理が困難とされる不適正飼養者がいる山梨県とは、適切な飼養の継続をはかるための対策が検討され、不適切飼養者に対する監視、指導、勧告や命令違反罰則のなかに、飼養禁止罰則を取り込む試案もなされていますが、行政施策や施設などには、飼養の継続や飼養希望者の発見を実行できる体制が整っていないためや、飼い主や取り扱い業などに対する普及啓発の遅れも随所で顕著にみられ、検討課題は山積しています。◆愛護動物に対する適切な風潮の普及啓発をはかっている栃木県に対して、愛護動物行政施策の推進を目指す活動が始まりました。栃木県へのお願い◆地域で暮らすねこに対する殺傷犯罪や、捕獲虐待などのほか、ねこ捕り疑惑の高い地域では、管轄警察署などに対する個別の執行依頼が地域住民の手で行われており、該当の警察署などのご理解も深まりつつあります。

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10.10===●動物愛護週間だけにペットや愛玩動物が関連した報道が多数されていた。しかし、生ませた犬やねこを一生涯適正に飼い続けることの普及啓発イベントが、市民レベルの小さな規模で行われた報道は極めて少ない。産業用や趣味的に繁殖された愛玩犬ねこに対して、人間が期待する使役性の効果などを普及するイベント報道が多かった。犬ねこの法律の精神上では、畜産や実験を除くいかなる立場の人でも、前もって譲渡を目的にする繁殖を行いにくいことの普及啓発がされる機会は数少ない。●動物愛護週間を挟んだ報道記事特集ウエブサイト制作が計画されている。●動物愛護法の適切な実行や執行を目指すウエブサイト制作も併せて計画されている。●1st.新宿にゃんにゃんセミナーの開催骨子の一部決定。

9.17===●地域行政がドッグランを公認する条例制定に向け市民間で可否が問われている。●動物愛護週間に向けた行事多彩。産業愛玩動物関連行事に引き換え、愛護動物事情の啓発行事は賑わいが格別に劣る。===9.8.●都内の某大規模公園管理事務所は「ねこの餌やり禁止」の告知を、区が制作したポスターで「置き餌禁止」と内容変更し掲出。公園のねこに対する終生の適正飼養と完璧な繁殖制限措置をボランティアが実行した結果です。●新宿にゃんにゃんセミナーは11月開催の予定●仮称・世田谷地域ねこフォーラムは9月22日世田谷区役所にて開催●多頭のねこの終生継続飼養が不能に陥り、新たな飼養希望者の発見活動をしている文化人がいるとの市民情報には、終生飼養の放棄に至るそれなりの原因とされた「住居の移転計画」が「万事他に方法のないヤムを得ない事態」か否かの相談が付される。昭和48年制定の動管法・現動物愛護法に回答あり。===9.7.●東京都は平成11年に野良ねこ問題にも係わる審議会の対策案として、ねこ飼養の3原則1身元の表示2.不妊去勢3.室内飼育を答申し、都は飼い主責務の普及啓発を3原則に従い実行している。以後約2年経過後、飼い主が3原則を忠実に実行した際の顕著な支障の事態は特別に報告されていない。裏腹に、室内外・飼いねこからの住民に対する侵害苦情が格別に減少したとの報告もない。しかし、ここ数日来、都内某区がねこの室内飼育の啓発を積極的な施策に取り入れようとする動きに対して、ねこの擁護活動家筋から強い反対が表明されたことをうけ、区がねこの擁護家や愛護活動家区民などを交えて意見交換した。●本日は室内飼育も推奨する別の都内某区ではお役所と一緒に「にゃんにゃんセミナー」開催準備打ち合わせ。打ち合わせでは「飼い主飼養責務の啓発」が「地域ねこ計画」とともに協議される予定。===9.3.●前述の静岡のボランティアさんは地域ねこ計画資料を抱えて、市長さんとの面談を終えた。事の素早さにびっくり。●新宿区内では、野良ねこ対策の妙案を探って、町内会との地域ねこ計画下話しが終わったと思った矢先、正式な町内会議の開催日が決定。いがみ合っていた町内住民が一堂に介すことを願う回覧板が出された。 ===8.30.●「鳥取県ペット条例で、ねこの首輪装着としつけ違反に懲罰規定構想」との誤報新聞記事に翻弄される。事実確認の上、経過情報文書を配信中。●「にゃんにゃんセミナー(地域ねこ普及会議)」基本構想決まる。===8.29.●社会工学の卒論に地域ねこをテーマにした学生が地域ねこ対策の実践体験開始。●都の対策エリアでの地域ねこ普及啓発イベント計画の経過情報交換。●都内、小動物駆除用具でねこが被害に。殺傷違反対策開始。●神奈川県のねこ殺傷容疑捜査に地域ねこグループが協力し、情報通報先警察署名入りチラシの配布を実施する。●多頭の犬ねこを有する個人施設の崩壊が多発。行政の先制指導は現状未成熟。●離乳前の子ねこが発見されたエリアでは親ねこへの繁殖制限対策と遺棄違反対策が民間レベルで進行中。子ねこを拾って方から引き取申請される行政に、飼養の継続や飼養希望者の発見体制がないためと、遺棄違反対策や飼い主への適正飼養対策が周知徹底されないことも一因。【着信情報】●執筆予定書籍への動物情報の掲載確認あり●地域ねこイベント開催案内あり●野良ねこを想う書籍の献本あり
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●テレビで知った静岡県の個人ボランティアより、都の地域ねこ対策の内容を始めたいとする連絡があり実施に向けた協議が始まったが手術費用の捻出が課題に。
●都の飼い主のいないねこ対策の実行事例の説明を求められた対策ボランティアが未だ対策に着手していない近隣町内会の集会でお話し合いする。
●神奈川県ではねこの殺傷犯罪が多発のため行政や警察に対する監視指導摘発などの要請がすすめられている。
●段ボールに入れた野良の離乳前子ねこの譲渡先探しを区民センター前で行った餌やりさんがいるが不妊去勢などの地域ねこ対策はできてなく譲渡先がないときの対策も確定していない。
●離乳前子ねこの引取要請をした町内で保健所との情報交換の上、親ねこ数頭の手術が行われている。
●麻布十番まつりで地域ねこグループが街頭募金と広報活動を実施した。
●山梨県では385頭の犬と10数頭のねこの適正な継続飼養と飼養希望者の発見についての対策がすすめられている。
●宮城県や岡山県では犬およびねこの殺傷を目的にした捕獲が行政も係り行われることをうけて市民が改善要求をしている。
●国立の地域ねこ対策グループがパネル展を計画している。
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8.25.●東京の地域ねこ対策が新聞で報道されました。●「だれでもできる地域ねこ対策」を始めることへのお問合せや現場出動、普及啓発作業などでボランティアさんやインスペクターは極めて多忙中。地域ねこ対策費カンパのラッフル募金人気はいまひとつ〜〜〜〜〜。●ネコに対する思い入れの多くない住民の中には、飼い主のいない離乳前のあかちゃんねこの「保健所〜殺処分」を適切な処置と信じる方も多いです。また動管センターなどでも飼養の継続や、飼養希望者の発見に対する積極的な行政措置を行いません。このため、保健所、センター、警察などと地道な連携を目指した草の根ボランティア活動が行われています。地道な活動がいつの日か行政に大きく届いて、不幸なねこを作らないことや、不幸な子ねこに飼養の機会を与える努めを果たすため、デスクワークの事務所にはいまできることを思い、離乳前の子ねこ6頭と「同伴出勤」するボランティアさんもいます。もちろん、センターや保健所への経過ご報告に努めていますが、また新たに離乳前の子ねこ1ファミリーが飼養の継続を求め始めてしまいました。しかし適切に引き取れる組織的な施設はありませんし、仮に施設があったとしても生まれつづける子ねこの数にはおいつきません。個人のお宅や獣医師さんなどとも大掛かりに連係した、飼養の継続と飼養希望者の発見に関するシステム作りがコツコツと考えられ始めています。●署名用紙などで全国各地の皆さまから致死処分回避の応援の声が届いた行政の対処事例が、隠密に少しづつ広がっています。東京都の動保センターはねこの手術システムをテストしています。関東近県では不適切多頭飼養犬の飼養希望者の発見に努める里親探しに、県が施設を一時的に提供しました。●このような動きが他県でも市民からの要望や協力の上で進められ始めました。●全国の動管センターや保健所が「飼養機会の継続」に努める行政措置の実行に政策を転換するときにこそ、官民一体となったアニマルレスキューシェルターがその機能を充分に発揮するときになると思われていますが、そんな時代までの道のりは、思った程近くはないようです。●某放送記者さんから聞いた情報では、改正動物愛護法の罰則が摘要された件数が既に十数件に及んでいるとのことです。旧動管法時代は二十数年経過してもほんのひと桁の摘要だったと聞いています。国民が今迄どうして動物の法律を使わなかったのか、また使われると都合のよくない人たちも多かったのか?だれがなんのため、どのような利害がらみで動物の法律を公にしなかったのか?その徹底検証に期待されています。
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7.27.●地域ねこ対策を広げようとしている皆さまにお使いいただけるパネル3シリーズ計12枚ができました。B3サイズでイラスト入りです。地域ねこ「にゃんにゃん会議」や「小さなパネル展」などにご活用ください。(近日パネルだけの画像掲載予定←参考PHあり)●名古屋動物サミットでは地域ねこのパネルを展示し参加しました。●地域ねこカレンダーは365のにゃんこ・日めくりに決定。写真の提供をお願いしています。(締め切りは8月まで延期)
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6.12.●6月7日、毎日新聞地方版に「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」が掲載されました。
6.1.●地域ねこ対策を実現する際に「動物愛護行政・警察・消防・教育委員会」や「人の福祉」などとの「クロスレポーティング = 情報交換」は欠かせません。地元警察署と「殺傷」「遺棄」ねこの「処遇」に関するお話し合いが進みました。従来ではねこの「処遇」が「動管」任せのため、「物証」を警察の手許に確保することが不可能でした。今後は「ボランティア」や「動管」とも話し合いの上、犯罪該当ねこの「処遇」問題の解決を図ります。その結果、警察の捜査ができるようになり、また犯罪抑止のパトロールも効果的になります。※関西の某警察署内では捨て犬違反の該当犬の処遇のために、地元ボランティア団体がお世話をする犬舎が非公式に稼動します。
●人と動物の今を考える季刊雑誌リラティオに「地域猫」が掲載された。

東京都の地域ねこ対策レポートも随時掲載予定
地域ねこファクトシートへすすむ(地域ねこってな〜に?・東京都の場合・ほか)



4.19. ビッグニュース!! 東京都が「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」実行の計画を都内の市区町村や、ボランティア、愛護団体と協力して進めていました。その第一歩として、行政が管轄する地域単位の中で一番小さくて、一番身近な町内会を「飼い主のいない猫との共生モデルプラン(通称/俗称・地域ねこ対策)実行地区」としました。

●猫を排除するのではなく、地域の問題としてとらえ、

1.猫といえども命あるものだという考え方で、
       ^^^^^^^
2.その地域にお住まいの皆さんの合意のもとに、
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^
3.ボランティアを中心に猫を適正に管理しながら共生していこう、、、、、

、、、などなどのテーマのもとで、地域を指定し、活動組織やボランティアを決め、期日を指定した対策が始まりました。この対策は、初回の指定モデル地区に限らず、将来的にも確立した「飼い主のいない猫」対策として指定地域を拡大し続きます。この計画を実り有るものとして将来に結び付けるためには、さまざまな困難も既に起っていますが、全ての困難はねこを思う人たちの知恵を出し合えば解決できます。ねこには命あるものですが、その命は人の知恵を集めながら守られています。ねこを快く思われない方々も、小さな命を殺したくはありません。ねこに小さな思いを寄せる方々は、ときにはねこを完璧に擁護し、ときには愛護及び保護管理し、ときには福祉を考え救済もします。あるいはまた、愛玩動物として接する場合にでも、ねこに接する人たちの知恵を集めて、ねこのために適切な飼い方を行うことと、ねこのそばで暮らす全ての人たちの、垣根をはらったすてきな触れ合いが、いのちにやさしいまちづくりを進めます。

ご注意!!
東京都がすすめている
「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」対策は、都内全域で一挙に実行されるものではありません。もちろん将来的には広域での実行も夢ではありませんが、現段階では通称/地域ねこ対策の周知を徐々にすすめる意味も含め、町内のボランティアさんが実行の主体になって対策にあたっている多くの事例の中のうち、一ケ所で1つの町内に限り、実験的なモデル地区としています。またこの町内が実験モデル地区となるに際しては、町内を管轄する「区」が東京都の対策に賛同し、「区も共同する通称・地域ねこ対策モデル地区」とされていることが実験的対策モデル地域の条件に含まれています。(4.26.up)


  地域ねこファクトシートへすすむ(地域ねこってな〜に?・東京都の場合・ほか)

東京都の地域ねこ対策実行を支援するヘルパーさん募集中!!
●主に地域ねこ対策の普及啓発に関する広報活動ヘルパーさん(裏方さんに徹した地道な活動になります。)
活動内容は・・・
◆地域ねこ対策エリアで、「ねこを快く思われない」近隣住民にも参加を呼び掛ける「地域にゃんこ会議(仮称)」の開催に関する運営活動。
◆地域にゃんこ会議では、野良猫が地域に増える根幹の原因を断つことを目的に、地域内で主に愛玩用に飼養されているねこの飼い主さんを対象にした「適正な飼養」についての普及啓発も併せて実施。
上記にお手伝いいただけるヘルパーさん(※四谷事務局を拠点とした活動になります。広報素材の製作、地域にゃんこ会議開催の設営・運営など)は、【ねこだすけへのお誘い】の頁の下段にある【ボランティアさんお申し込みは】の様式に添い【ファックスでご連絡ください。件名は「地域にゃんこ会議担当・四谷事務局デスクワーク」】



5.18.【活動状況】地域ねこ対策の拡大実行に向けての普及啓発用資材制作や裏方作業の分担が始まっています。●飼い主のいない猫対策モデルプラン地区で双方のお話し合いが進行中。実行計画や進行スケジュールの調整が進む。
動物時事事情全般では・・・・・ねこの駆除処分を措置とする地域行政へは「法を超えた措置」の恐れがあるため、施策の改善や検討を促す。●特定動物(危険動物)の射殺措置に対する、改善措置を求める。●犬ねこの介護救済場所への物資支援を実施。
市民の地域ねこ対策では・・・・・新規モデルプラン地区指定につながる現場対策の強化に向けた現地ヘルパーさんとのチームワークが徐々に広がる。●地域のヘルパーさんが実行している地域ねこ対策エリアでの障害を排除するお話し合いや相談は相変わらず増えつづけています。●地域ねこボランティアさんが商店会のイベントに地域ねこ対策啓発のため参加を表明。開催に向けた準備が進む。
愛護動物時事事情対策では・・・・・マスコミ人や研究者さんとのオリエンや取材に関するお話し合いが頻繁。間違いのない動物事情の普及啓発には広報力を持つ皆さまからのご協力は欠かせません。適切正確な動物事情の伝達には困難が少なくないことを日々実感。●メディア公表前に恣意的に取材情報を流出するなどでの意識誘導撹乱操作を、確かな動物愛護風潮土壌の育成を目指す取材人は決してしないので、この日は相互理解も図れた。

4.26.●地域ねこ対策とねこの介護救済用に募った、支援物資提供と送付の手配完了。ドネイションがなくてはなかなか難しい活動のため、円滑な活動を目指して、さまざまなデスクワークや折衝案件も山積みです。●事務局の足モトの地域ねこ対策は続き、対策エリアの掃除と対話を日課にしていますが、ご近所の方々からも率先してねこの福祉ボランティアにお手伝いをいただいています。●課題も続発しています。困難に立ち向かっている全国の皆様から、地域ねこ対策実行に立ち向かった際の「困難」に対する解決策を求めるファックスへのご相談には、深夜までかかっても終りそうにありません。

4.19.●人と人の垣根をはらったすてきな触れ合いを実現するためには、適切な情報交換の連絡ネットワークが大きな役割を果たします。このネットワークは事務的な活動になるので、デスクワークヘルパーさんは、会社勤めが終わってからコツコツと活躍中。
●市民レベルでの地域ねこ対策エリアに、手術のための保護が2年に渡ってできないにゃんこがいます。ほとんどの地域ねこ対策エリアでは、そのエリアの地域ねこヘルパーさんが対策に当たります。ここの地域でも約40頭への対策は済んでいますが、今回は熟練した地域ねこヘルパーさんがいくら頑張っても、いつまでも残ってしまう1頭に困り果ててのSOS。会社帰りのアクションヘルパーさんにヤムを得ず頼み込んで、只今出動中。
●企業の社会貢献として、動物愛護活動への係わりを考える経営者は決して少なく有りません。しかし、実際には寄付や物資の提供が公開された際に、軌道を逸した支援要請が全国各地から企業に殺到する事態が頻繁のため、積極的な支援に躊躇する企業家も多いもの。市民グループや、個人の愛護活動家に支援の輪を大きく広げられることを願って、何か永続的な支援物資供給についての実施可能な良い方法がないものか?企業家さんと相談中。
●マスメディアが、間違いのない動物愛護時事事情を的確に報道することは極めて少ないです。その一番の原因は、マスメディアの連合体に動物事情の報道に係わる倫理規範がないこと。よかれと信じて報道した後で、視聴者からの激しい苦情を受ける担当記者や執筆者、報道制作者さんの御苦労もはかり知れません。国内のメディアを総轄した、動物時事事情の倫理規範監視や指導学習システムは未だできていません。本日は、新聞とテレビ各1社さんのご担当者さんにお願いをしました。またその他には、愛護動物時事事情をご理解いただいたテレビ制作者さんから報道計画中止のご連絡もありました。愛護動物事情の報道倫理規範がないままで、みだりな経過情報を報道しないことは勇気有る決断でした。
●ねこを捕らえて殺すことや、捨てることなどを目的にしたトラばさみや、捕獲狩猟器具を販売することの反社会性に気が付かない量販店経営者も多いもの。多くの消費者の意識は動物愛護にことさら真剣なことを、某愛護団体のイニシアティブのもとで経営者さんにお伝えし、愛護動物に対して危険な器具は社会性に反していることへご理解をいただきました。

4.16.アニマルウエルフェア連絡会ファックスニュースVol.12が発行されました。目次に未だ掲載されていないときには直接.pdfファイル(愛知県ペット条例関係のニュース※PDF)をダウンロードできますが、そのまえにアプリケーションソフトのダウンロードが必要です。ファックスニュース掲載記事の一部はメールマガジンでもご覧いただけます。

3.29. 三宅島噴火災害救援本部とは??3.29.に三宅島噴火災害動物救援本部に東京都が用地を提供して三宅島噴火災害動物救援センターがオープンしました。全島避難指示が発令された際に飼い主が役場に届けを出して都内などに避難し、動物病院のボランティア医師や、動物保護センターなどで介護されていた動物を集結させるセンターです。センターの運営費用は一般からの募金で賄われるため、募金や介護・譲渡などに対する協力が求められています。公的な機関が設置する人道的な災害対策本部は、公的な資金や義援(義捐)金などで賄われるほか、公益制のある事業を行う企業などの協力の他、ボランティアの管理も公的な体制の中で行われるのが通例です。
三宅島噴火災害動物救援センターの運営や、運良く避難できた動物以外の動物に対するレスキュー対策が公的な関与の中で実行されないのは何故なのかとの疑問があります。一番の疑問は今回設置された三宅島噴火災害救援本部は、都の動物愛護管轄行政による積極的な関与や財政支援等々に基づくものであるにしろ、災害基本法などに準拠した公的人道的災害対策本部と、アニマルレスキュー組織とは厳密には相違していることです。そのためもあって組織的なアニマルレスキュー隊の設定も困難ですし、公的な災害義援金が被災動物のレスキューに配分されることにも期待ができません。人の命とは異なるが、やはり命あり人との共生に配慮されるべき愛護動物に対しては、緊急災害時にはその発生当初より災害動物救援体制の設置が発令されないことには、運良く飼い主と共に避難できた動物以外の愛護動物に、人が助けを行なえるは方法はありません。被災された飼い主さんが愛護動物に対する終生の適正飼養を実行できる措置も、公的な関与がないとできません。被災された方々に割り当てられた住宅では愛護動物との同居をしない旨の強い指導がとられています。

三宅島噴火災害動物救援本部以外でも介護されているねこはたくさんいます。残留し出産の時期を迎えたねこたちも三宅島で暮らしています。公的な機関が実行する緊急災害時対策に愛護動物レスキューが組み込まれるときが待たれます。【2000年三宅島噴火災害発生時より行政に提出された要請書などの一部

3.25. ちょっとまって!!地域ねこ対策。地域ねこ対策を実行して「えさやりを公認してもらおう!!」とか「地域ねこ対策で町内のねこの生存権を住民に認めてもらおう!!」などの目的を誇示して、地域ねこ対策の実行をボランティアに依頼されることが多くなりました。地域ねことは【地域】と【ねこ】がひとつになったものです。えさやり行為には断固反対の人も、ねこは害獣なので駆除すべきと信じる人も、ねこがご近所に生息してはならないと考える人達も、さまざまなお考えの皆さまが狭い町内でねこたちのそばで一緒に暮らしています。それらの、少なからずねこを快く思われないご近所さんにも「ねこには命があり、人との共生に配慮される」ことへのご理解をいただき、歩み寄りや人と人との触れ合いの精神のもとで、ねこが既にテリトリーとしている町内で、いま生きているねこたちを適切に保護管理することの実行が地域ねこ対策のポイントです。

●えさやりの公認を勝ち取る目的や、町内でのねこの完璧な生息権を勝ち取ることだけを目的にしては、地域とねこのすてきな共生は困難です。
●地域ねこ対策実行の結果として「えさを与えること」や「町内にねこも生息している環境」が形になっていきます。
●人間が作ってしまったのらねこには、人間が果たせる手助けを行い、これ以上ねこを快く思われない人たちをふやさないためにも、ねこのそばで暮らす人たちが日夜知恵を出し合っています。

■長い時間を必要とする地域ねこ対策の実行現場には、町内のねこのそばで暮らしている地域ねこ対策者さんか、地域のねこに手助けする地域ねこヘルパーさんが必ずいます。地域ねこ対策者さんや地域ねこヘルパーさんと、地域ねこインスペクターさんとのオリエンテーションや実行打ち合わせが毎日頻繁に行われています。

■本日は地域ねこ対策費用カンパの街頭募金を行っていますが、生憎の雨模様です。
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アニマルウエルフェア連絡会ファックスニュースVol.11が発行されました。ファックスニュース掲載記事の一部はメールマガジンでもご覧いただけます。
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地域ねこ対策の資料集ダウンロード用ウエブサイトが計画されています。
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知られていない、動物の法律 ============================
ペットは単なる愛玩動物ではありません。命あり、人との共生に配慮されます。

殺傷・虐待・遺棄 動物の殺傷、衰弱させる虐待、捨てることは犯罪です。
適正飼養 生態、本能、習性、生理をよく理解し、感染症の知識を持ちましょう。
終生飼養 一生涯、一緒に飼い続けて暮らす家族です。
繁殖制限 飼い続けられないときは産ませません。
譲渡 飼い主に終生飼養の不能な
   『やむを得ない、他に方法のない理由がある時』
    ・・には適正な終生飼養者を探せます。

 ねこにもわかる動物の法律と疑問のページへ






地域ねこ対策に募金をお願いいたします。トピックニュース2000年過去ログ


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