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とりあえず "速報"

第2回 新宿「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」セミナー
にゃんにゃんセミナー&パネル展

   広がる「飼い主のいない猫」と一緒に暮らす試み
   〜 皆さんの町でも取り組みを始めませんか 〜

 区内の2地域が「飼い主のいない猫との共生モデルプラン」のモデル地区に、東京都から認定されています。このプランは、猫を排除するのではなく、
 1猫にも命があるという考えに立ち
 2地域のお住まいの皆さん合意の下に
 3地域で猫を適正に管理しながら共に暮していくことを基本に、地域住民の方がボランティアの協力を得ながら活動していくものです。
 個人で猫の世話をしている皆さんがグループをつくって取り組みを始めたところ、町会で正式に活動が認められて地域もあります。



パネル展&相談コーナー 11月15(金)16(土)17(日) 午前10時〜午後4時 四谷区民センター1階ロビィ
セミナー&相談会 11月17(日)開場午前10時 講演会(セミナー) 午後1時〜午後4時 四谷区民センター11階・四谷地域センター集会室

スピーチ&ご相談コーナー(プログラム順)/司会:新宿区保健所/基調報告:ねこだすけ/都から:東京都健康局動物管理係長/区から:新宿区保健所衛生課長/ねこの歴史:学生ボランティア/地域ねこって?:地域ねこボランティア/モデル認定地区:町会長さん/モデル認定地区:たちかわ発地球クラブ・イーグル/地域ねこ計画・世田谷:チームSLP/セミナー特別講演:動物ライター 加藤由子氏

1.NHK総合テレビ「おはよう日本」生中継で紹介していただきました。
2.・9.・10.3日間はセンター1階ロビィでパネル展&相談コーナー。10月20日に開催された「新宿フェスタ」の際に、区が制作したPOPとパネルには「協働」の文字。
3.8.町会長さんからはウイットに富んだスピーチをいただきました。
4.お楽しみ福引きでねこだすけカレンダー、当・た・りぃ・・・。
5.6.プロジェクターを使って、ボランティアさんが発表。ねこの歴史、地域ねこ計画、モデル認定までの道のりなど・・・
7.モデル認定地区から、生々しい中にも微笑ましい体験報告。
11.新宿区と東京都のご担当者と町内会長さん
12.東京都のご担当係長 ここ十数年ほどで愛護動物の社会風潮が大きく変わってきたことなどなど。
13.新宿区のご担当課長 「ぽんと背中を押す」程度の後押しこそが、動物との共生を目指す区民にはありがたいです。
14.17.講演会の前と後には相談&懇話タイム
15.16.ねこだすけとチームSLP
18.動物ライター加藤先生 チームSLPの高齢化社会と野良猫との絆や、地域ねこ計画の精神修業談義までのスピーチに続き、ねことの生活上の絆は、哲学にも及ぶのですというエスプリを交えたスピーチでした。
19.20.21セミナー会場のパネル展。地域ねこボランティアさんがご相談係り・・・

言いたい放題の裏話しあれこれ・・・・・
展示会会場もセミナー会場も、借り入れなどの一切は区に分担していただきました。
地域ねこボランティア一同は、今回も無償奉仕の重労働。いつもは活動を一緒に行わないグループの皆さまにも、強制?召集に快く応じていただきました。本当にお疲れさまでした。
区のご担当も、都のご担当も休日を含んで、相談係や講師や司会のほか、ボランティアと一緒の設営やら撤去作業やら、ありがとうございました。
行政は法律の執行者だという上司に後押しされながら、自然環境や動物と人との共生の実行を試みる愛護動物行政担当官が新宿区では日夜働いています。
プロジェクター用のソフトウエア設定は、時間外にちょっっぴり内緒で、区のPCに組み込んでいただきました。ねこだすけにはノートパソコンも、パワーポインターも、もちろんプロジェクターもありません。
ボランティアの撤収作業がドタバタしていたので「締めのご挨拶」を、どさくさにまぎれて割愛してしまったようです。お役所の皆さま、大変失礼いたしました。
ノリノリの打ち上げパーティには、会費徴集幹事に思わぬところから大きなカンパがあったそうで・・・どうにか現金払いができて、幹事さんもほっとした様子。ごちそうさまでした。
福引き景品の高価?で重い書籍を、特別講師さんが当日ドッサリかかえて持って来てくれました。いつもすみません。
毎日新聞にも紹介していただきました。


地域センターの集会室2室分で、着席の規定定員は52名です。福引き抽選券の配布枚数が48枚。隣室からも椅子を拝借しました。
人のために働く愛玩動物と人との関係というテーマもあります。地域の問題として愛護動物と人がどのようにかかわれるのか?などというテーマもあります。にゃんにゃんセミナーを開催するたびごとに、後者をひとことで言い表すことの難しさを感じます。

NHKさんには、中継直前に強情をはってしまい、一時はどうなることかと、、、裏の裏話しです。
 愛護動物のテレビ出演には大きなストレスを伴うので、常々から取材などの際には、日常的に動物が生態のおもむくままに過ごしている場合を除いて、出演をしないとの強情?を保っています。と、と、ところが、な、なんと、アナウンサー氏の胸元に仔ねこを発見。すぐさま立ち会っていた飼い主さんの元へ戻していただいて、すったもんだが始まってしまいました。状況をよく知らなかったこちらの勇み足も込めて、すったもんだがすすんだところ「遺棄仔ねこ」だったことが判明。仔ねこは立ち会っていた新しい飼い主さんの暖かい胸の中で、スヤスヤ大あくびを始めました。この仔ねこが遺棄されていた事情が極めて悪質な状態であったことなどの情報が、既に数日前にこちらにも届いていた事件の仔ねこであったこともわかりました。遺棄事件として警察署に報告されるほか、殺傷犯罪や衰弱虐待犯罪などに対しても地元警察と情報交換を深めることで一件落着し、中継が無事終わりました。
 捨てねこ違反が犯罪であることは譲れませんから、「捨てられていたねこです。」とアナウンスするだけでは、公益性の片一方だけしか伝えられないとの考えからです。捨てた者の犯罪行為も追求されなくてはバランスが合いません。
 この仔ねこには既に新しい飼い主さんが決まっていましたが「遺棄犯罪が警察に届けられる」ことと「ねこが警察に渡される」ことを聞き違えたやさしい視聴者さんが、すぐさまキャリー持参で引き取りに見えました。この仔ねこのほかにも飼い主を待つ仔ねこがいますので、新しい飼い主さんになっていただけました。もうひとつの小さないのちが、不幸から逃れられたアクシデントでした。

お金はないし、どこからも出ないので、カラダと知恵が結集した3日間でした。言いたい放題、オ・ワ・リ・・/ねこだすけ速報広報係り '02.11.22.up

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